土用の丑には,やっぱりウナギが食べたくなります。名古屋でひつまぶしを食べるとなると,どうしても足を運びたくなるのが名古屋市熱田区の「蓬莱軒」です。

熱々のごはんのうえに,客の顔を見てから火床にかけた,焼きたてでタレたっぷりのウナギがのせられて出てくる。

よく,一膳目はそのままで,二膳目は薬味を添えて,三膳目はお茶漬けに・・と説明を受けますが,何と言っても,そのまま,もしくは薬味少々という食べ方が最もウナギの旨みが引き立つと思います。

このお店は家屋や庭もとても趣があり,食後にのんびりと眺めてみるのもいいですね。

また,名古屋でひつまぶしの有名店といえば,しら河,まるや本店などもありますので,順にまわってみるのもいいと思います。

せっかく熱田まできたのなら,食後は,名古屋市内外から足しげく通う人も多い熱田神宮で参拝してはいかがでしょうか。

熱田神宮の祭神は熱田大神,相殿神に天照大神など,人々にいつくしみの徳をあたえられる神様を祭っています。

境内は,名古屋という都会でありながら静寂で,市民に親しまれています。樹木はよく育っていて,クスは特に巨木が多く,樹齢1000年前後の推定されるものもあります。

少しひんやりとした澄んだ空気の中,落ち着いた気持ちでお参りできると思います。